フジファブリックの沼

(※ちょいちょい書き足してるので時系列おかしいです)

好きな本屋ではなく好きなバンドの話ですみません。とにかくフジファブリックが好きで好きで、この持て余しぎみの愛をどうしたらいいんだ!ということでブログにぶつけてみました。

去年の夏に流れてたLINEのCMに「若者のすべて」が使われてたのを聴いて、なんかいい曲だなーと思って近所のTSUTAYAで「TEENAGER」を借りたところが沼の始まり。気がつくと朝も昼も夜も永遠リピートしてた。あまりにも聴きすぎたせいか志村さんが写真集みたいなのをくれる夢までみた。写真よりもエッセイのが欲しいな…と思いながら受け取る罰当たりな夢だった。喜んで受け取れよ自分…!

「TEENAGER」から「MUSIC」までのアルバムは半年ぐらいかけて聴いたのかな。志村さんが亡くなっているのは知ってたので、最後の1本を借りるときはもうこれ以上新しい曲を聴けないんだな、と寂しくなったのを覚えてる。
だから「STAR」は最初聴いたとき喪失感がすごかった。志村さんが作った曲をもう聴くことはできないし、歌声も聴けないんだということを痛感させられたというか。なので次のアルバムは中々借りられなかったけど今は三人体制のフジファブリックも好きです。ライブもこれから行けるだけ行きたい。この前の大阪城ホールは最高だった…!あんなん好きになるしかないね!

実は何年か前にダ・ヴィンチでフジファブリックが特集されてた号を読んだことがあって、名前と存在だけは知ってた。3人それぞれのインタビューが面白いなーと思いながら読んだ記憶がある。…最後まで読んだなら曲を聴けよ自分!この時にCD借りてたりしたらもうちょい早くファンになってたかもしれんのに…雑誌も捨てちゃったよ…。まぁ今フジファブリックを知れたからいいか。
でもこの前どうしても読みたくなって図書館まで行って読んできたんですが、その特集号に志村さんの連載してたエッセイがちょろっとだけ載ってたんですよ!いやぁ、全然覚えてなかったな。村上春樹の初期三部作に影響受けて楽曲を作った的なことが書いてあったので「風の歌を聴け」だけ読んでみたけど、どの辺に影響してんのか分からん…。ハルキストの方はぜひフジファブリックを聴いてどの辺りが春樹っぽいか教えてほしい。

フジファブリックはライブもいいですよね!初めてDVDで観たのが富士五湖センターのライブ。アンコールの「茜色の夕日」は、このDVDで初めて聴いて驚いた。特別な場所で特別な曲を演奏したと知ったのはもう少しあとだった。何回も見てしまうね。ただ毎回思うんだけど志村さんの衣装がさ…襟ぐり開きすぎじゃない?目のやり場に困るな…と思いつつ毎回ガン見してしまう。
渋谷公会堂のクリスマスライブは「地平線を越えて」が聴けて嬉しかった。CDで聴くのと全然ちがう!歌い出しズレた!メロディーのキーが変!みたいに違いを見つけては嬉しくなってしまう。
持ってないのはあと両国国技館だけになってしまった。アルバムのときと同じジレンマが…観たいけど観たくない…!

最後にフジファブリックで一番好きな曲…はとてもじゃないけど決められないので以下に羅列します。
「地平線を越えて」
最初聴いたときはそうでもなかったのに何故か段々好きになった曲。口ずさみたくなる歌詞も印象的。
「桜の季節」
イントロの山内さんのギターが大好き。あのメロディーは天才的だと思う。あとこの曲を聴くといつも坂道を下ってる車が思い浮かぶ。引っ越す友達を坂の上から見送ってんだろうなーという感じがする。と思ったら歌詞に思いっきり書いてあるね。
「赤黄色の金木犀」
『期待はずれなほど感傷的にはなりきれず』という歌詞がたまらなく好き。あと「かー↓おー↑りー↑ぃー↑がー↑してー」というラストの音程が大好き。
「TAIFU」
『感情の赴いたままにどうなってしまってもいいさ』と歌ってるときの志村さんの目がどうにかなりそうなぐらい好き。あのー、一回この曲聴きながら全力疾走してみたことがあってですね。周りの風景が猛スピードで流れていく感じが曲と合ってて超気持ち良かったんですが、自転車乗ってた人に追い越しざま二度見されました。すみません、忘れてください。
「chocolate panic」
テッテッテレテッテレッテッテというギターのメロディーが大好き。『チョコレートのジュースをぐっと飲みほした君の口は少し汚れてた』という変な歌詞も好き。どこ見てんの。
「陽炎」
ピアノの旋律に毎回鳥肌が立ってしまう。ラストのピアノソロ前は「キーボード金澤」って志村さんの声で脳内再生してしまう。いつか陽炎を見ながら聴きたい。
「星降る夜になったら」
これはバスに乗って景色を眺めながら聴くのがSo good!!な曲ですね。真昼に聴いてもよいです。あと、イントロがとにかく良い…どうやったらこんなメロディ作れるの…。
「夜明けのBEAT」
2番Aメロのテッテッテテッテッテっていう1番Aメロにはないギターのメロディが好きです。微妙に変わる曲調にワクワクさせられる。超個人的な意見ですが京都の四条大橋を渡って祇園四条に向かう時に聴くのがぴったりな曲のような気がします。

好きになったきっかけの「若者のすべて」は別格。

…めちゃくちゃ長くなってしまった。最後まで読んでくれた方ありがとうございます。あなたはよっぽどの変人かフジファブリック好きですね!

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ヒッピーとパツキン

好きな本屋と一箱古本市とその他諸々について好き勝手書いてます。